偶像たちが目にしみる

月火水木金土日以外で会おうよ

140字とそれ以上

先日、仲良くして頂いているフォロワーさんの結婚式に、仲良しフォロワーと2人で先日参列してきました…!

 

 

 

はじめに

 

Twitterで繋がったのはお互いが高校生の頃。
学年で言うと私の方がひとつ上だけれど、私よりもずーっと大人で、ずーっと聡明な人である。
出逢う場所が教室や会社だったら築けていなかったであろう、この奇妙で愛おしい関係性が続いて10年近くなる。いやぁ、10年もTwitterやってんのか、私…。


現場の感想とか、自担に沸くツイートの間に投稿された『片想いしていた人とお付き合いすることになりました!』というツイートから数年。

画面越しでもその輝きが分かる、お揃いのリングと婚姻届の画像を目にした瞬間、自分のことのように嬉しかった。
それが去年の8月。

その後たまたま遊ぶ予定があり、下北沢でアイス買ってうだうだ日陰で食べてる時に「結婚式、来てほしいんだよね」と言って頂き、
「1月かぁ、結構先だなぁ」とか思ってたらもう行ってきてしまいました。

 


ジャーン‼️

 

受付の方から渡された席次表が雑誌風で早速ブチ上がる。
「ベスステだ~?!!!」となってたら、後で新婦から「これね!Aぇが表紙だった時のFINE BOYS」と教えてもらって「そっちか~!!!」になった。

我々以外の新婦友人の方々のテーブルにも色んな人のアクスタが並べられていました。自担と結婚式参列できるなんて最高!!!

私が連れてきた、なんでも紹介してくれる矢花先生はいつもよりどこか誇らしげなご様子で、フォロワーが連れてきた猪狩さんはいつにも増して凛々しい面持ちをされている、気がする。

 

 

挙式

 

まずはチャペルに案内され、「通路側だ!」とかひとしきりはしゃいだ後、2人とも「スーーー………」と前歯の隙間から息を吐くことしか出来なくなって、「神席引いた時の開演前ってこんな感じだよね…」になった。

新婦の真っ白なウェディングドレス姿が本ッッッ当に綺麗で眩しくて絶句した。完全に自担がステージに現れた時の心情。
目頭が熱くなったけど、ご家族を差し置いて知らねえ女が序盤から泣いてるのちょっと怖いかもねと思って頑張って堪えてました。



挙式は厳かに執り行われ、チャペルの前で親族の皆さんの記念撮影を見守る……と思いきや、



「今から新郎新婦が金テープを発射します‼️‼️」(スタッフさん)
⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️

 

いつの間にか新郎新婦の腕の中には、ヤングコミュニケーション主催のコンサートでしか見たことがない、金テープ用の銃が?!?!


掛け声と共に盛大に金色のテープが宙を舞い、少し離れたところに立っていた我々はゲット出来ず……しかし、
新婦の妹さん(初めまして)がめっちゃ手際良くテープを配りに来てくれて、1本ずつ持ち帰ることができました。彼女もまたJオタである。


ちなみに、持ち帰って過去の現場の金テと比較してみたら完全に一致でした。

A.B.C-Z   フォロワー結婚式→

 

披露宴

 

登場のBGMはみんな大好きDear WOMAN!!
オタク、イントロから大はしゃぎ。完全に現場。

改めて新郎新婦から挨拶があった後、新婦が小さなベルを取り出し、

🔔🎶


「オーダー!みなさんへのおもてなし料理!」(新婦)
「We mush!」(スタッフさん一同)


す、スマスマ~~~~~~‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

 

振る舞われる料理が全部美味しくて普通にガツガツ食べてた(庶民)

ふわふわキラキラのドレス姿でケーキもぐもぐしてる推し(新婦/フォロワー)、めちゃくちゃ可愛い。完全に現場。

そして流石オタクの結婚式。BGMがめちゃくちゃいい。
大衆人気とオタク心を同時にとらえる『Dear WOMAN』から始まり、『ハッピーサプライズ(なにわ男子)』『サムシングニュー(WEST.)』など、新婦の絶妙な選曲が続く、続く。
披露宴の進行に沿って流れる曲たちが、時には胸を弾ませ、時には涙を誘い、素敵な相乗効果が生まれておりました。

 

たかだかSNSのフォロワーなんて、その人の人生のほんのひとかけらしか知らないのに、披露宴の時間はずっと楽しくて、ずっと幸せな気持ちが増幅し続けていました。

 

 

 

披露宴のあと、フォロワーと「どうして結婚式ってこんなに心が震わされて、泣けるんだろうね」と話し合ったのですが(オタクすぎる)、いまだにうまく言語化できないでいます。皆様、どうですか?

 

私は確かその時は、その人の人生の第1幕のフィナーレだから、とかもごもごと話していました。

(私のめちゃくちゃな理論をやさしく聞いてくれたフォロワー、ありがとう)

 

ただ、その空間の光を、愛をめいっぱいに浴びて輝く新婦を見て、結婚式って、これまでにその人が誰かに与えてきた花が、束になって返ってくる。

いや、もっとざっくり言うと、その人が周囲に与えてきた幸せが還元される日なのかも、と思いました。
恋愛のゴールとか、人生の門出とか色々言い表し方はありますが、「誰かに守られる」人を卒業して、「誰かを守る」人になるセレモニーというか。

その姿が、見届ける者の心を震わせるのかもしれないです。

 

少なくとも私は震わされたし、奮わされた。

私も私の家族に感謝したいなとか、仕事なり何なり今目の前にあることと丁寧に向き合っていけば、ここまで華やかなものではなくとも、いつか私も花がもらえる日が来るかな、という、希望のようなものが不思議と沸いてきました。



終始緊張してむちゃくそ顔が強張ってばかりで、あとで送ってもらった写真を見て内心あーあ、と思っていたのですが、最後、新郎新婦にお見送り頂く際に撮った4ショットは当社比でめっちゃ笑えてて、なんかよかったです。



フォロワーとお別れして、余韻でぼーっとしていたらあっという間に最寄り駅のホームに降り立っていて、冷たい外気に迎え入れられて。

コートの襟を寄せながら、彼女と初めて顔を合わせた日も、だいぶ肌寒い日だったなぁと思い出しました。

 

花冷えの後楽園の冷たい風、

真夏の六本木のむさ苦しい風、

秋が近づく下北沢のまろやかな風、

色んな温度の風とともにたくさんの思い出をくれたフォロワー!

改めて結婚おめでとう!!!

 

あなたの、あなたたちの人生に、いいかんじの追い風が吹き続けますように。

 

末長く、末長くお幸せに!

 

 

※本投稿は新婦本人に内容の確認と公開の許可をいただいております(ありがとう!)(旦那さんも読んでくれたらしい!)(恥ずかしい!!!)