偶像たちが目にしみる

あなたに心奪われながら 僕は生きてもいいですか

映画『勝手にふるえてろ』を観ました

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映画勝手にふるえてろの感想を書きたい。

昨年の暮れと、そして、2ヶ月前。
同じ映画を映画館で2回観るというのは、数多の映画好きのフォロワーさんがいながらお恥ずかしいことにこの作品が初めてでした。

もう、初回はほんっとにしんどくて、今自分は映画を観ているのではなく、この大きなスクリーンでリアルタイムのわたしを中継されているのでは?と、共感を越えて羞恥さえ覚えるほどでした。
いやわかるわかる。わかりすぎる。矢のようなわかりみが心に刺さりまくってショック死する。
個人的な話ですがこの映画の1回目を観た翌日とかに、めちゃくちゃ好きだった人に3ヶ月振りに再会しまして。会えない3ヶ月間、脹らみに脹らみまくって美化された自分の中のその人と、現実に目の前にいるその人があまりにも乖離していて、相手になのか、自分自身になのか、そのあたりの境目もわからないくらい絶望しました。
ちなみにそのときのツイート。


マジでヤバい人です。



さて、話を戻しますが、何よりこの映画は、彼女無しではここまで世間に響き渡らなかったと思います。
その名はわたしの心の永世ミューズ、松岡茉優さま。彼女の魅力が余すことなく、いや、もうそれは大洪水の大決壊といったところで、わたしがとやかく御託をならべるよりも映画館に引きずり込んでこの映画を見せるだけでこの銀河まるごと松岡茉優さんの虜にさせることができる作品がついぞ完成してしまった、と歓喜のような、安堵のような、絶望のような情動に駆られるのです。

もうなんかめちゃくちゃなんですけど要は

好きいいいいい!!!!!!
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松岡茉優さんが!!!好きいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドラマ『問題のあるレストラン』の雨木千佳ちゃんに惹かれたわたしにとって、この『勝手にふるえてろ』という作品は、松岡茉優さんを好きになれたことに対するこの上ないご褒美のようでもありました。
鞘師さんの歌声を聴くことに松岡茉優さんの生まれた意味があるなら、この映画でヨシカの幻想が砕け散って泣き崩れる松岡茉優さんのお芝居を映画館のスクリーンで観られたことがわたしの生まれた意味なのでしょう。

リピーターも多く、また多くの批評家の方々のボキャブラリによって十分に語られ尽くされたヨシカというキャラクター。
それをわたしのクソ語彙で改めて語るのは野暮なので、簡潔(無理でしょ)に刺さったシーンを2ヶ所ほど…


ひとつめ。
初回では原作未読だったので、中盤までは「え?何か愉快な仲間いっぱいいるし割と良い会社入ってるやん、いくら演・松岡茉優さんでもいまいち共感できないわ……」とか思ってたら

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ドーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わ、わかる~~~~!!!!!!
頭の中では楽しく会話できるのに、実際は挨拶すらままならなくて、いざ喋るチャンスが来たら空想で勝手に仲良くしすぎて現実の相手との距離感ミスるやつ~~~!!!なんなら私半年くらい前にやりました~~!!!!!

あの、本当に半年くらい前にめちゃくちゃ人として好きな人(先述のツイートの王子様とは別人。一回り以上歳上ですが、わたしみたいな面倒くさい人間とも真っ直ぐに向き合ってくれる人)に二、及びヨシカと同じ手法でLINEを聞き出したんですけど、マジで、マジでありがとう。あれ、割と使えます。(本当に?)


ふたつめ。
湯船につかりながら紫谷(ヨシカ)のSNSを眺める女性。初回鑑賞時から、わたしは彼女のことが頭から離れませんでした。
2回目で、彼女が同窓会の上京組にいたメンバーだとわかりました。
ヨシカは他の同級生にその子と間違われて突然抱きつかれて、飲み物を溢してしまいます。仕事も私生活もうまくいっていそうな、いわゆる「リア充」。
その後のタワマンでの集まりで、ゆず胡椒をさっと取りに行ける気の利き具合を見せ、部屋の主であるIT長者の彼と良い雰囲気になって夜に消えていく…。

そんな一見完璧そうな彼女が、風船ガムを下手くそに膨らましながら紫谷(ヨシカ)のツイートを眺めているたった数十秒は、下手したら二時間近いヨシカの物語より切ないかもしれない。

わたしは初めてこの映画を観たとき、自分はヨシカだと思いました。だけど今日2回目を見て、わたしはヨシカではなく、浴槽の彼女だと気付きました。同窓会で彼女と間違えてヨシカに飛び付いた同級生のように。だってわたしには、イチはいるけど二はいないから。

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嗚呼わたしも絶滅してしまいたい、という気持ちと、嫌だ嫌だ生きていたい大好きな人を大好きなわたしを大好きでありたい、というアンビバレントな気持ちがせめぎあう、とにかくしんどすぎて爽快なくらいの映画でした。(ドM)

あ、あと、渡辺大知さん、よかったなあ。ドラマ版『火花』のストリートミュージシャンの人くらいにしか認識してなかったんてすが、この映画を機に黒猫チェルシーとしての渡辺さんを知ったので、その矢先に活動休止の一報を聞いて少し寂しかったり。
茉優ちゃんのヨシカがずば抜けてましたが、そこに対等に張り合った二も相当はまり役だったと思います!

舞台挨拶などでの茉優ちゃんと渡辺さんのふたりの空気感もさながらどこかヨシカと二のようで、またどこかで共演してほしいような、ずっとヨシカと二であり続けてほしいような…そんな感じです。

よくまとまらなかったけど、よくまとめられないことこそがこの映画の最大の魅力なんだ!きっとそうなんだ!
…ということで、『勝手にふるえてろ』絶賛発売中&レンタル中です。

勝手にふるえてろ [DVD]

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また、キネカ大森で上映が決まっているようです。なるべく映画館で観てほしい!是非。
https://ttcg.jp/cineka_omori/movie/0479600.html

ベイビーユー

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