偶像たちが目にしみる

月火水木金土日以外で会おうよ

いつかこのラジオを思い出してそっと笑ってほしい

Love-tune 安井謙太郎 殿


1991年7月21日 生

 

 

本日、2019年3月31日を以て、らじらー!Saturday9時台及び、ジャニーズJr.の全課程を修了したことを此処に証する。

 

 

 

 

 

 

 

 


遂にこの日が来てしまった。

 

 

昨年の11月末に退所の発表がされてから、長いようで、短いようで、それでいて凄く濃い期間だったように思う。

 

 

前の記事にも書いたけれど、初めて応援したいと思ったJr.が安井謙太郎くんだった。

 

 

入れ替わりの激しいJr.の世界。まだユニットも少なかった中、真ん中に立つ人は何度も変わったけれど、ずっと先頭には安井くんがいた。

 

かっこよくて、可愛くて、時々口が悪くて、クレバーで、冷静で、真っ直ぐに、骨の髄までアイドルで。

 

 

 

悩む人の背中を押し、迷う人を笑顔で包み込み、守り続けて来てくれた。
それは単なるアイドルが担うそれ以上のものだったでしょう。
そして、この11年半、安井くん自身も悩み、迷ってきた場面が多々あったと思います。その姿は決して見せてはくれなかったけど。
その中で、今日のこの日まで、ジャニーズJr.の安井謙太郎で在り続けてくれたことに本当に感謝しています。

 

 

少しジャニーズから遠ざかり、髙橋優斗くんと出逢って再び踏み入れたジャニオタの世界。優斗くんの隣には安井くんがいた。
ちょうど私が安井くんを好きになった年頃の優斗くんは、いくつもの土曜日を経て、逞しいアイドルに成長した。
その手を引いてくれたのは、間違いなく安井くんです。

 

 

ある日突然ラジオブースに放り込まれた普通の男の子が、安井くんと出逢って変わることが出来た。と同時に、それに伴って同世代のJr.と集まる場で「MC」「最年長」「センター」と日毎肩書きの増えて行く優斗くんが週に1回、「普通の男の子」という変わらない肩書きだけを抱えて向かう場所を作っていてくれたのは安井くんでした。
安井くんの前では、MCでもないし、最年長でもないし、センターではなく位置は安井くんとの横並びだった。
ラジオブースの中でたくさんの話を聞かせてくれたし、きっとラジオブースの外でもたくさんの話をしたことでしょう。

 

 

 

安井くんの前では、普通の19歳の男の子でいられた優斗くん。
特に12月に入ってからは、それは安井くんにとっても同じだなと感じていた。
優斗くんの前では、普通の27歳のお兄ちゃんでいてくれた安井くん。
雑誌からも、テレビからも、その名前が少しずつ消えていく中、この土曜日だけは奪われなかったことが本当に救いだった。毎週「ジャニーズJr.の、」と名乗る安井くんの声が愛おしかった。
くだらない話をして、時には悪ふざけもして、だけど度が過ぎるとどちらかがやんわりとブレーキをかけてくれる。
舞台中、疲れからか口も回らないような優斗くんや、気分にムラがあってちょっと言動が無責任になる日の優斗くんも、「今日は俺の嫌いな優斗だ」なんて言いつつ付き合ってくれる。

 

 

 

優斗担として優斗くんの相棒が安井くんで良かったと何百回思って口にしたかは数えきれないけれど、安井くんの相棒が優斗くんで良かったとも、終わりに差し掛かる頃には何度も感じるようになっていた。

 

 

 

 

 

この3年間でまさしく、最高の相棒になっていた。

 

 

 

 

安井くんが、Love-tuneジャニーズ事務所を辞めると知ったとき、寂しくて、辛くて、実感がなくて、信じたくなくて。


けれど今、同時にワクワクしている。

 

 

 

 

 

こんなこと夢にも思わなかった。

 

 

 

 

もう、「ジャニーズJr.の、」と自己紹介する安井くんには会えないけれど、安井くんには居場所がある。安井くんを待っている仲間がいる。

 

 

 

こんなにも、事務所を離れることを祝福されたアイドルはいただろうか。

 

 

 

 

 

 

ジャニーズJr.の安井謙太郎くん、たくさんの愛と幸せをありがとう。

 

 

 

 

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あなたが、そして、あなたたちが持てる輝きを、永遠に忘れないでね。