偶像たちが目にしみる

月火水木金土日以外で会おうよ

双眼鏡は万華鏡(舞台『DREAM BOYS』を観ました)

こんにちは~きそがわです。

 

着々とHiHi Jets初心者オタク🔰としての一歩を歩み始めております。
このたび、舞台『DREAM BOYS』9/9夜公演に馳せ参じて来ました。

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座長・玉森さん演ずるユウタの弟役で心臓に病を抱えているという大役に俺たちの髙橋優斗さんが大抜擢されたということで、それはもう全てを擲ってでも観に行かなくては…………!と…。

 

 

⚠以下、ネタバレ含む感想となりますのでご注意ください。
また、主演は玉森裕太さんですが、HiHi Jets及び髙橋優斗さん中心の記述となることをお許しください。

 

まず、幕が上がった途端キタ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!髙橋優斗~~~~~!!!!!!!!お前だ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
髙橋優斗さんのソロから始まりテンションブチ上げ侍と化したところにどんどん放り込まれるHiHi Jetsの煌めき。『グレイテスト・ショーマン』さながら、というツイートを観劇前に見掛けましたが、まさに。髙橋優斗さん、君がP・T・バーナムだ(This is the gratest show!!!)

 

そしてそこに登場する座長・玉森裕太さん強い。いやもうかっこいいとか眩しいとかそんなレベルじゃない。めちゃくちゃ強い。
上半身裸でフライングしてたんだけど、背中ピッカピカだった。

これが歴代続く作品を背負う座長のオーラなのか…と圧倒されました。

 

そして『When I was seventeen』。髙橋優斗さんのファルセット!!英語詞の発音もファルセットも凄くきれいだった…。

 

今回のHiHi Jetsの役所は、孤児たちが集まる場所『ドリームランド』を守り続ける中心的な存在の少年たち。年齢は猪狩さんの台詞から察するに、恐らくユウトだけでなく全員18歳。


星と歌が大好きなミズキ、頼もしいリーダー格リョウ、アイデアマンのリュウト、情熱家だが血の気が多いのが玉にキズなソウヤ、そしてボクシングが大好きで、ケントをチャンプと呼んで尊敬する、ユウト。


ステージ衣装で華麗に歌い踊った5人は、次はこのドリームランドで何を作ろうかとわいわい盛り上がる。どうやら冒頭のショーは彼らが立ち上げたシアターでの一幕といったところで、束の間ふつうの男の子たちの時間が流れる。

 

瑞稀橋本髙橋の3人に関しては、テレビサイズでのお芝居は拝見したことがあったのですが、生で舞台を拝見したのは初めてでした。猪狩作間に関しては本当に初。
(先月歴史に残るクソカオスエチュードは六本木で拝見しましたが……)
そんな5人のお芝居を観ての雑感。

 

瑞稀→滑舌、発声、表情、台詞の抑揚すべてずば抜けてる。マダムに大好きな星について語るシーンの生き生きとした佇まいが本当に可愛かった~!マダムを囲って踊るとき、顔と被らないようにマダムの前を通るときは必ず少し屈んでるなっていうのがわかったのは瑞稀で、メインも張れるしサイドにも徹することができる、今のこの年代のJr.には稀有な存在だな…と思いました。

ただ、そのキャリアゆえにこれまでやってきたこと、本人も言ってたけど声変わりして高い声が出なくなったとか、それだけ舞台の上で生きてきた瑞稀くんゆえの壁をこのドリボ以降どう越えてくれるんだろう…という期待が今めちゃくちゃある。

 

橋本→涼くんもさすが。時々台詞が走って滑舌危ういところもあったけど…!
あと、これは涼くんだけの問題ではないのですが、キャラ的にリョウが一番どういう子なのかわかりにくかった?感じがした。どうしても仕方がないけど、もっと一言二言、リョウのバックボーンだったり人柄がわかる要素があったらな~…。あと、玉森担さんから「橋本くんの声が良い」とお褒めの言葉をいただけたのがとっても嬉しかった~!!そ~~なんです橋本涼くん声と顔が死ぬほどいいんです!!

 

作間→さくちゃんほんと上手かった~~~!!!!滑舌もいいし声もよく通るし、ロボットの仮装して登場するアドリブ?のシーンでは、良い意味でさくちゃんらしさが出てて、あれだけ緊張するとか言ってたわりにすごく堂々としてた。
元々器用だし、これからもっと舞台に立つ機会が増えて、色んな作間くんが観られるのかな…楽しみ。
個人的一番好きだったさくちゃんは、ラストの方でずっと対立していたユウタとケント、そしてそれぞれ彼らの後ろにつくハイハイと侍が和解する場面で、侍の本髙くんと作間くんが顔を合わせてふふって微笑みあったところで顔が良すぎて耐えられなかった。
そして帝劇の広さで観る作間くんのローラーは格別。アクロもたくさん見せ場があって嬉しかった~!!作間くんはローラーで世界征服できると結構本気で思ってます。

 

猪狩頑張ってる!すごく頑張ってる!!(すごくオブラートに包んだ!)
これまでのエチュード、ステージの魅せ方、多彩な器用さをこれまでたくさん見せてくれた猪狩くん。
感情は凄くこもってるし本人からもこの舞台に対する並々ならぬ熱意を感じる。だけどその熱に任せてか台詞が早口に走りがちで、持ち前の滑舌の流暢さがまだ舞台では発揮しきれていない印象。

何だろう…何だこの応援したさは…そう…これを端的に言うのなら…初々しい!!
ユウタ側の仲間でもありながら、リカとトシヤの小間使いのような役割も果たすという難しい役回りであること、他の瑞稀橋本作間のレベルが高すぎることなど色々要因はあるけれど、もうとにかく萌える(オタク最終感情「萌え」)
そうだよそうだよいがりくんまだ15歳なんだもんね(泣)てなった。
可愛かったのが、ユウタのグローブから鉛の板を見つけたことがソウヤの誤解で、俺がもっとちゃんと確認していたら…ッ!!(ニュアンス)と手をバッ!と広げるのですがその後の手のやり場に困ったのか(笑)、めっちゃ勢いよくグッ!!パッ!!って一旦握ったのが、どうしたどうした!!いま何を掴んだんだ?!ってなんか悶えてしまった。
そんなお芝居は初々しいけれども『ローラー履いたら大暴走』、マダムと瑞稀橋本作間のセッションに途中から加わるところがあるのですがこれがもうみんなーーーーー!!!!!!!!!!猪狩蒼弥・ローラースケート・スーパー・タイムが来たぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と法螺貝を吹いて回りたい最高さ。
ステージの際っ際までスライディングしてくるのめちゃくちゃかっこいい。
これこれ~~~~~!!!!!!!私が知ってる猪狩蒼弥これですわ~~~~~~~~!!!!!!!!!!ってめちゃくちゃボルテージ上がった。

 

髙橋→滑舌、発声、正直なところまだまだ拙くて、これからだね!という部分が多かった印象。
でも、いきなりの大抜擢でよく頑張った~!!たくさん悩んだし、たくさん努力を重ねてのステージ…。
一幕ラスト、ナイフを持ったスゲタと揉み合って誤って刺してしまい、その強いショックで心臓発作を起こしてしまう。
本当の母親と再会して抱き合う。
もうここの2シーンは至高。満点。もうここを全力でやりきったことに大喝采
表情は豊か。でも今後もこのクラス、あるいはもっともっと大役を担うのだとして細かいことを求めるとするなら、台詞がない、表情だけでお芝居するときに、悲しみはこれ、喜びはこれ、と表情がある程度パターン化されてしまっているところがあったので、もっとバリエーションが増えたらいいな~~と思いました。

「ここは台詞がないけど、ユウトはどんな気持ちなんだろう?」っていうのが表情だけではまだまだ分かりにくかった場面もあったので。あと猪狩さんもそうだけど手のやり場すごい困るよね~!どれだけ表情作っても台詞に気持ち込めても手癖ひとつで台無しになっちゃうから…ゆうぴはそれほどではなかったけど、緊張もあってか時折髪の毛触る癖が出てるな~と。あくまで私はゆうぴさんメインで追ってたから気づいたくらいで、全体的に見ていたら気にならない程度!
ていうかいきなりこの大抜擢でこのくらいしか演技に気になること無いの凄くないすか。すき。すき!!!!

 

※追記。こんな感じでゆうぴさんもっと表情の演技があるといいなと思ってたのが、ユウタとケントの対決をリングの外から見守るシーンで、兄と尊敬するチャンプのどっちを応援すべきか葛藤するようなお芝居が見たいなと思ってて、ファンレにも書こうとしたらもうそれ今やってくれてると!!!!
何だ!!!!天才か!!!!さっすが俺たちの髙橋優斗さんだわ!!!!今後ドリボ入られる方、是非ここのユウトに注目してあげてください。

 

あと、どうしても書きたかったこと。
7 MEN 侍……良いですね……。
最近まで誰がいるかもよく分からない感じだったのですが、ドリボでぐっと惹かれました。
特に目に留まったのが、
・ゆうぴーさんのクラJ時代の戦友佐々木大光さん(在りし日のゆうぴーちゃんがリハ場で泣いちゃった節は誠にありがとうございました…)、めちゃくちゃダンスが上手い…。
本髙克樹さん。シンプルに顔が好きですね…。侍みんなで作間くんをボコるところで、去り際に作間くんにツバ吐くんですよこの子(死)
色々調べてみたら頭が良すぎてぶっ飛んでるタイプのジャニーズのようで、ありがとうございます。好物です。これからチェックしていきたい所存です。
こんぴーちゃん(こんぴーちゃん)。かわいい。1階席だったのですが、侍が作間くんをボコるシーンで客席通ったとき、私の右手側を通った黒髪こんぴーちゃんが麗しくて見とれてたら、左手側から作間くんが連行されて来てたの全然気づかなかったという凡ミス…。

気になる子はぼちぼち居つつも人柄がいまいちわからないので、隔週とかでもいいからYouTube出してもらえないかなー。

 

話をゆうぴーさんに戻す。
主人公の弟役という、並みならぬプレッシャーを抱えながらこの大役をやり遂げた(まだ公演続いてるけど)ゆうぴさんをとにかく抱き締めたい。邪な感情は無いです。1回だけでいいから紫吹淳になりて~~~~!!!!!!!!!!!(めちゃくちゃ邪)


ゆうぴーさんって、お芝居に限らず、あまりに周りが出来る人たち揃いなだけで、単純にJr.4年目でローラー乗りこなしてMCやって、こんな大仕事もらって…推されなんて言われてるけど、その期待に弱音吐かず存分に応えて輝いてる18歳、あまりにも健気すぎるよ…。

そんな中、インタビューで語った言葉。

 

メインキャストという名前に頼っていた

名前に溺れていた

 

……信頼しかねえ。

高音のソロパート、瑞稀の歌声と重なるフェイク。フライング。
どんどん新しい髙橋優斗を見せてくれる。


極め付きはラストの『挑戦者』。
「あーなんかゆうぴさんっぽい影だな………」

と思いながらも実体はどこだ?ってなってもっと手前見たら黒スーツのめちゃくちゃキングオブかっこいい髙橋優斗さんが一人でマイク持ってせり上がってきてエ?!?!?!?!?!って大混乱になっちゃった(あんな目立つシーンで推し見失うオタクいる?)


かっこよかった…何かもうそれしか言えない。あの空間にいた全員が、あの髙橋優斗さんを見ていた。それだけでもう、胸がいっぱい。
先月のサマステで聴いた歌声とは全然違った。リハ場で泣いてるの他のJr.に隠してもらってた子も、慢心して開き直ってた子ももうその頼もしい表情の中にはどこにもいなかった。だけどその子たちが、いまの髙橋優斗を作っている。


カーテンコール、大きなスクリーンに広がる『髙橋優斗』の4文字と、センターに立つとても頼もしげな表情と佇まいには、もうメインキャストという言葉に頼って溺れてた姿は全く無かった。

 

他の誰かでもない。

何年後かでもない。

 

やっぱり今の私には今のこの人じゃなきゃダメだ、髙橋優斗じゃなきゃダメだ。

 

この夏辺りからの髙橋優斗さんのアイドルとしての佇まいの変化があまりにも劇的で、これまでのブログではアウトプットとか開花とか書いたけど、そんな易しいもんじゃなくて、今回ドリボを観て、『覚醒』という言葉が相応しいなと思いました。
Beast』を歌い踊っていたあの挑むような視線が忘れられない。あの曲のセンターは髙橋優斗しか考えられない。

 

歌い踊る髙橋優斗さん、柔らかな微笑み、朗らかな表情、鋭い眼差し、とにかく一秒たりとも同じ表情がなくて、手に持っていた安物の双眼鏡が、髙橋優斗さんを映している瞬間は万華鏡になったかのようだった。

 

きっとこの公演を通して、もっともっと成長していくんだなと思うと、楽しみで、嬉しくて、幸せで堪らない。

 

そんな夏の終わりのような、秋の始まりのような季節のこと。


………あ、クリームソーダ飲みたい。