2016年も終盤に差し掛かりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
本家の『新語・流行語大賞』が発表されたということで、布教ついでに私の大好きなコンビ・うしろシティ版の流行語大賞を勝手に開催してみたいと思います。
※本当に新規&にわかな私の主観で選びました。うしろシティファンの方は今年の振り返りの材料に、そうでない方はうしろシティを知るきっかけとなれたら幸いです。
ではまずあえなく大賞受賞を逃したものから。(順不同)
・サイゲン大介
日本テレビ系列で放送されている『あのニュースで得する人 損する人』に阿諏訪が出演する際の名前。アルバイトで培った経験・知識と、『神の舌』と呼ばれる味覚を武器に名店の人気メニューをレシピ無しで、かつ手軽な材料と費用で『再現』するテクニックが坂上忍さんをはじめとした食通の芸能人を唸らせている。元ネタはお察し下さい。
その反響の高さから10月に『リストランテアスワ』というレシピ本を出版。レシピの合間には甘いマスクを惜しげもなく披露するサービスショットつき。もはや何が本職なのか本人さえもわかっていない。
・やってみたくなる遊び
Abema TVで今年より配信が始まった『放課後うしろシティ』。
開始当初はうしろシティが新宿角座を拠点に『明日、学校でやってみたくなる遊び』を視聴者から募集し、時には仲良しの芸人さんをゲストに迎えながら実際にやってみようというコンセプトだったのが、いつの間にかモデルやアイドルをゲストに街行く人にインタビューするテコ入れリニューアルが行われた。
公式曰くリニューアル後は『大評判』とのこと。
なお番組は年内をもって終了。月曜日の癒しをありがとう、お疲れ様でした!
・臨界点を超えた新宿の空が泣き出した
2016年8月8日に孤高のミュージシャン・阿諏訪先生によって歌われたツイート。(先生曰く「ツイートは歌」)。
のちに前述の大炎上大評判になる前の『放課後うしろシティ』にて穴埋めクイズとして出題され反響を呼んだ。阿諏訪先生は現在も痺れるツイートを歌ってくれているのでフォローしてみよう。
・ポエトリー
『詩的』の意。
今秋よりスタートしたうしろシティの冠ラジオ『星のギガボディ』より。
番組構成としては冒頭に阿諏訪本人、またはリスナーが投稿したポエムを読んでから番組がスタートするという流れで、これをいたく気に入った阿諏訪大先生とTBSラジオの偉い人により『ポエトリーバラエティ』というジャンルが確立された。
尚、金子のみがポエムをやめさせようと孤軍奮闘しており、しばしばポエム支持派のリスナーから脅迫めいたメールが送られてくる。
しかしそんなポエトリーラジオも最近は『親が死んだら自分も死ぬ』というクソニートポエムなどが投稿されるようになり、暗雲が立ち込めている。
・フリースタイルダンジャレ
『星のギガボディ』の前身番組にあたり、9月に終了したハライチとうしろシティのラジオ『デブッタンテ』にて始まったコーナーで、『星のギガボディ』でも継続されている。
ダジャレとその前フリをセットで投稿し、金子が前フリを読み上げた時点でラスボス阿諏訪にダジャレを当てられたらアウト(=クリティカル)という、新潟の金子母もお気に入りの人気企画。
初期は原辰徳をもじったダジャレが一時代を築いたが勇退し、現在は佐村河内守、本田圭佑などが新勢力を強めている。
週の真ん中水曜日にぴったりの、憂鬱をぶち抜くマジでドープなコーナー。
・孤立リスナー(孤リスナー)
同じくラジオ『星のギガボディ』より。TBSラジオ以外に唯一この番組を放送している沖縄県の琉球放送を手離さないために、沖縄県の耳寄り情報を提供するものとして企画されたコーナー『ハイサイ!沖縄』内にて『学生時代、沖縄に修学旅行に行ったが友人がおらず一人で観光した』という旨のメールが多く寄せられ、今や沖縄うんぬんより切ない学生時代を過ごした孤立リスナー達による孤独自慢のコーナーになりつつある。そんな彼らを統括する存在が『孤立兄さん』こと阿諏訪だ!
・源氏パイ
みんな大好きあのお菓子。
DVD発売記念として購入者を対象に行われた『星のギガボディ』公開録音イベントより。
この日、阿諏訪先生による新作ポエム『秋の死骸』が発表されたのだが、落ち葉を踏む表現として『サクサク、パリパリ』という文があり、これを反ポエム派の金子が源氏パイの描写ではないかと指摘したことからイベントに参加したファンが源氏パイを求めコンビニを渡り歩くこととなった。
・あはれ!名作くん
Eテレで放送中の『ビットワールド』内で放送がスタートしたアニメ。なすなかにし、うしろシティ、小野賢章さんらが声優として出演している。
主人公の名作くん(声:なすなかにし那須さん)が立派な名作キャラクターを目指しクラスメイトたちとドタバタを繰り広げる内容となっており、しばしば有名声優や芸人がゲスト出演を果たしている。
うしろシティが演じるのは、『おむすびころりん』に憧れるむすび(声:金子)と、『ピノキオ』に憧れるノキオ(声:阿諏訪)。
むすびの腹黒キャラやノキオのナルシストキャラなど、設定が本人に寄せられている節がある。
ご存知、世界中で大ヒットし今夏日本でも配信されたゲームアプリ。
芸人界でも大流行し、中でもポケモンマスターとして頭角を現したのが金子である。これによりほぼ放置されていた金子のTwitterが再始動し、初めはゲーム画面のスクショばかり上げていたのが今や画像アップやハッシュタグもお手のもの。その遊び方について今も議論されているポケモンGOだが、思わぬ効果にファンは頭が上がらない。
・オドループ
急上昇中のロックバンド・フレデリックの楽曲。
かの大企業・ユニクロのCMソングに決定し、ネットで公開されている広告動画にうしろシティが大抜擢。フレデリックのメンバーや人気モデル達と曲に合わせてポップなダンスを披露している。しかし未だその起用理由は謎に包まれており、一説によると『キャンプや料理などを趣味とする阿諏訪がCMのイメージと合致したことにより起用され、その阿諏訪のバーターとして金子も起用された』らしいが、本人たちは否定している。
本人たちはユニクロから莫大な契約料が支払われたと豪語しているが、みんなの夢を壊さないように詳細な金額は明かしていない。
・やなえる
使用例:「俺らは芸人っていう夢をやなえられたけどさ、やなえられなかった人もいるんだよね。」
『叶える』の意。
6月から7月にかけて行われた単独ライブ『すばらしく眠い』にて会場で流れた企画映像より。うしろシティの二人が五十音のカードを組み合わせて言葉を完成させるというゲームを行った際に阿諏訪によって生み出された。
この映像も収録されているDVD『すばらしく眠い』は現在絶賛発売中!
・グルーミン
1月に行われたうしろシティ初の主演舞台。演技派コント師と名高い彼らの本格的な演技仕事とあって期待されていたが、蓋を開けてみると阿諏訪は中盤で怪死、金子はほぼ声のみの出演という大変おったまげな内容であった。
舞台のタイトルでもあるグルーミンとは金子が演じた着ぐるみのことだが、グレ○リンに似ていると言ってはいけない。
そして2016年、私が選ぶうしろシティ新語・流行語大賞はこちら!
金子がバカにする敬愛するロックバンド。
『星のギガボディ』にてボーカルのDAISHIさんとタレントの時東ぁみさんの結婚報道を(何故か)取り上げたのがズルズルと尾を引いて今やうしろシティとギガボディリスナーにはお馴染みの存在に。
最近はネタが尽きたのかサイコ・ル・シェイムからTRUSTRICKを推し始めた金子だが、何とTRUSTRICKご本人の耳に入り阿諏訪のツイッターにお礼のリプライが送られるカオスな事態に。
勝手に受賞おめでとうございます。
そして、長々と茶番にお付き合いいただきありがとうございました!
他にもここに書ききれないほど、選びきれないほどうしろシティは魅力的なコンビです。そして何よりコントが面白い!気になった方は是非彼らのコントを観ていただけたらなと思います。
2017年がうしろシティにとって更なる飛躍の年となりますように。
お別れはこの曲で。
- アーティスト: Psycho le Cemu,Lida,DAISHI,富樫明生,佐久間正英
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2003/01/16
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (5件) を見る